こんにちは。都市伝説の研究家の佐伯ゆうきです。
あなたは、都市伝説をこんなふうに思ったことはありませんか?
- こんなに噂が広がっているのに創作されているはずがない・・・
- 何の目的で流されるのか理由が知りたい・・・
- 噂話だし都市伝説を拡散しても問題はないと思う・・・
- 何のために都市伝説が語り継がれるのか知りたい・・・
上記のように1つでも感じていることがあれば、正しい都市伝説の楽しみ方を教えます。
確かに都市伝説の話を聞くと実話だと思ってしまうのは、事実ですが元ネタがあって作られた話の方が確率的に高いことを知っておきましょう。
あなたが噂話に騙されないためにも正しく学べる都市伝説の3つの楽しみ方とネタを拡散する側のメリットにいて教えますね。
目次
実話だと信じてしまう都市伝説の本当の意味とは?
特に以下のような有名な都市伝説の、
- 口裂け女
- ひきこさん
- 死体洗いアルバイト
- フジツボ
- トイレの花子さん
等の噂話を人から聞くことで本気で信じてしまうことは誰にでもあると思います。
あなたは、今までの経験の中で都市伝説を絶対に現実の話だと、信じてしまい後から作り話だと知ってから落ち込んだ経験は一度はあるのではないのでしょうか?
そもそも、都市伝説とは口伝えによる根拠のない噂話であって本気になって信じてしまうところに問題があるためネタとして楽しむのが正しいのです。
上記の赤と青のグラフを見比べて判断して欲しいですが、作り話の方が大きいことをご理解を頂けること思います。
確かに都市伝説の中には実話も含まれていることもありますが、元ネタにより創作されている方が大きいので本気になって信用するのは間違いです。
都市伝説の種類をカテゴリー化して表にしてみた結果・・・
実際に都市伝説は様々な種類があって噂が流されることがありますが、これをカテゴリーとして分類し、あなたが好きなネタの型を知っておきましょう。
怪談型 | 実体験ではなく人から聞いた話など。 | ||
---|---|---|---|
裏社会型 | アウトロー系のリアルすぎる話が多い。 | ||
陰謀型 | 大きな組織の力によって世界が操られるなど。 | ||
怪村型 | 杉沢村、犬鳴村など集落など。 | ||
UMA型 | ネッシー、レプテリアンなど。 | ||
コメディ型 | 人を笑わせるネタとして活用される。 |
上記のように分かりやすく分類してみましたが、参考にしてみてくださいね。
どちらにしても、都市伝説は元ネタを参考にすることによって成り立っているため、どのようにして楽しむのか知るためのポイントにもなるので、分かりやすいようにカテゴリーに表してご説明しました。
本気で信用して騙されないための正しい都市伝説の楽しむSTEP3
実話だと本気になって信じると後から騙されることになるので、ネタとして正しい都市伝説を楽しむSTEP3をご紹介しますね。
今から、あなたも全く新しい視点から都市伝説が好きなれるだけでなく、間違った噂も冷静になって考えられるようになるメリットがあるので必ず読んでください。
STEP1:ストーリーを楽しむ
何と言っても都市伝説は物語をイメージしながら楽しむことが大切です。
例えば、
- 小説
- 漫画
- ドラマ
- 映画
等を読んだり、見たりすることで現実にあったら良いなとか、怖いとか考えると思います。
都市伝説はストーリーを知ることで、想像の中で楽しむだけの目的であると考えた方が気が楽ですし、騙される心配は一切ありませんので、試してみましょう。
STEP2:作り話と知っていても実話だと思い込まない
何より本気になって都市伝説を信じることで時間やお金を損する事態になったり、あなたにとって逆効果になるので実話だと思い込まないようにしましょうね。
よく周りの声として聞くのは、
- 噂になっている場所に行ったけど何もなかったから、お金と時間を返してくれ
- デタラメなことを載せるな!
- 地主に怒られたから責任を取れ
上記のようなことを言ったり、ネットで書き込みをしている人がいるのは事実ですが、まともに信用したことで騙された結果なのでネタとして楽しむのが良いです。
本当に正しい都市伝説なのか冷静になって自分の頭の中で良く考えてから、自己責任で噂になっている現場にお出かけになった方が痛い思いをすることはなくなります。
STEP3:元ネタを調べる
絶対と言って良いほど都市伝説には元ネタが必ず存在しているので、これを調べることも1つの楽しみになりますし、新しい発見が出来るきっかけにも繋がります。
例えば、「杉沢村伝説」の場合だと実際に岡山県で起こった「津山事件」や「青森県新和村一家7人殺害事件」が元ネタであり怖い集落は青森県には存在しておりません。
このように本当に起きた事件や事故を元に様々なバリエーションが作られることで、噂話が流されているのが都市伝説の真実なのですよね。
どんな感じに創作されて都市伝説として広がっているのかなど、探偵ではありませんが詳しい経由を調べていくのも楽しみになるので、やってみてください。
意外と知らない都市伝説を広げる側の立場のメリットとは?
都市伝説には広げる側のメリットが無ければ噂話を流すことは絶対にありませんし、逆に時間の無駄になるだけで損しかないのです。
このような噂話を聞くだけで信用したくなると思いますが、殆どが元ネタが存在しており、それをベースにして作り話として拡散されているのが事実なのです。
1、噂話が流れることで自己満足する人がいる
自分で考えた都市伝説を、
- 掲示板(5ちゃんねる)
- ブログ
- YouTube
などで広げることで噂話を知った人が、別なところにネタとして拡散するため流した本人は自己満足して楽しんでいるところがあるのです。
都市伝説は元ネタがあって、そこに別な事件や場所を含めることで本当に、特定の地域で起こった話だと思えるようなシナリオを作成することは普通に可能。
よく聞くのが小説家を目指していたが出版社に書いたものを提出したけど、採用されなくて都市伝説として広げることでネタが話題になり成功したと思い込んでいる人もいるのは間違いありませんね。
2、ビジネスに持っていくために作られている
都市伝説として噂話を流す目的としては以下のように、
- グッズ
- 書籍
- 映像化
等の利益を得るための手段として噂話を広げて有名になったときに商品化する流れがあります。
先に、話題にする都市伝説を、
- 掲示板
- SNS(Twitter、Instagram、Facebook)
- ブログ、サイト
- 動画(YouTube)
- 口頭(友人、同僚、通行人)
などでバレないように噂話を拡散することで知らないうちに誰が広げているのかも気が付かれることなくできます。
例えば、2020年頃から妖怪のアマビエが感染予防になると言い伝えられキャラクターの描かれた
- マスク
- キーフォルダー
- お菓子
- イラスト
など、グッズとして販売されてましたが、これも妖怪を上手く利用してトレンドを狙ってビジネスに発展させた成功事例とも言えるでしょう。
都市伝説を作り上げることによりビジネスとして成り立つところがあるため、人気がなくなったら新しいネタを生み出し拡散して商売に持っていくようにマーケティング戦略しているのです。
流された噂がどのような形に拡散してメディアで紹介され商品化しているのかを知ることで、本当の目的が理解することが出来ます。
他にも、
- UFOを目撃した・・・
- 見たことない生物を発見した・・・
- 怖い集落があるらしい・・・
- 宇宙人を森の中で見かけた・・・
など特定の地域が指定されている場合は全てとは言いませんが、観光スポットに行かせる目的で都市伝説を広げている可能性は高いですね。
3、嫌がらせの目的で根拠のない噂話を流している
恨みなどを抱えている者が相手に苦痛を与える目的で都市伝説を流すパターンもあるので、知らない人は本気に信じてネタとして拡散する特徴があります。
良くあるのが、
- ◯◯のハンバーグ屋さんの肉はミミズの肉を使っている
- 有名人の◯◯さんは薬物をやっている
等の根拠のない噂話を広げてることもあるのです。
また、流している本人は匿名であるため誰がやっているのかは分からないのが現状ですが、広げている黒幕は必ずおり絶対に、
- 顔を出す
- インタビューを受ける
等はしたがらないので本当に秘密結社のように実在している形になりますね。
都市伝説を考えて広げる人は絶対に表に出て、名乗り出てくることはありませんし、「この噂話は俺が作った」と言っている方の多くが誰かが拡散したネタを自分の物にしているだけなのです。
正直に言うと元ネタがあればオリジナルで考えなくても、
- 事件
- 場所
- 人物
など構成により、誰でも簡単に作り話は可能です。
今後の都市伝説の流れ方を見ていくと、今まで気が付くことがなかった裏側を知ることが出来るようになるので、次からは意識してみましょう。
【知らないと加害者になる】都市伝説のネタを誰かに広げるときの注意点
創作されている噂話と真剣になって説明したとしても本気にする人もいるので、どうしても流したいならば作り話だと先に言ってからにしましょう。
また、
- ミミズバーガー
- ネズミの肉
- 裏社会との交流
上記のように都市伝説の内容にも寄りますが、風評被害によって訴訟問題に発展する可能性もあるため注意しないと加害者になってしまうことを頭に入れておきましょうね。
面白がって広げた噂話が原因で周りの人に迷惑をかけたりする恐れもあるので、良く考えて行動をしないと冗談では済まされない事態を招いてしまいます。
悪気がなくても作り話のために、嫌な思いをする人もいることを意識しながら流すネタに注意をして都市伝説を広げるようにしてくださいね。
最後に
騙されないための正しい都市伝説のSTEP3と広げ方について詳しくお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?
今まで実話だと思っていたことが作り話だったことが多いため、まともに信じてしまうと後から取り返しのつかない事態を招くことも考えられるので注意が必要ですね。
STEP1:ストーリーのみを楽しむ
STEP2:作り話だと分かっていても実話だと信じ込まない
STEP3:元ネタを自分で調べて楽しむ
今までだと都市伝説の物語を読んたり、聞いたりしてエンジョイしていたかもしれませんが、新たに元ネタを調べる楽しみ方もあることを知っておきましょうね。
ここからは、あなたが感じたように好きな形で自由に活動しても良いのですが、あまり噂話を信用しすぎると痛い目にあったりする可能性もあるので考えながら楽しみましょう。