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アパートで体験者が経験してしまった怖い話ランキング10選
読むだけで鳥肌立つほどゾッとする本当に体験したアパートで、幽霊を見てしまった怖い話を人気ランキング順に10選ほどご紹介します。
洒落にならないほど怖い体験談をお伝えしているので深呼吸でもして、読んでみてください。
第一条:紹介している体験談を「無断引用」、「無断転載」は禁止しております。
第二条:体験談を読んで体調が悪くなったとしても当サイトでは一切責任は負いません。
1、同じ服装のおじいさん(専業主婦 大阪府 25歳 KIYAOFU様)
いまだに母から「あんたは同じ階段でいつもずっこけてたな」と言われます。
当時家族で住んでいたアパートには、駐輪場から繋がる外階段がありました。
そのアパートの外観は幼いながらに随分古びている印象を持っていました。
平日の朝から保育園に預けられ、母の仕事が終わる17、18時に迎えにきてもらう。
そんなごくありふれた家庭でした。
アパートの外階段で初めてつまずいたのは覚えていません。
覚えているのは物心がついた時には、階段を踏み外しかけたり、足を下ろす時の上下距離が掴めないような感覚がありました。
年長さんに上がる頃からそれは見えるようになりました。
いつも使っている外階段の、いつもつまずく3段目に、毎日毎日同じ格好をしたおじさんが座っているのです。
当時の私はそれが怖いという気持ちはありませんでした。
50代くらいの本当にどこにでもいるような普通のおじさんだったんです。
ですが毎日毎日同じ格好でいること、挨拶に厳しい母がそのおじさんには挨拶をしないことに違和感を覚えて、だんだんと恐怖の対象となっていきました。
あの時、母に言って外階段は使わないようにしてもらえば良かったのにと思いはするのですが、口にすればおじさんがそこにいることを認めてしまう。
おじさんに私が気づいていることを知られたら怖い。
という気持ちがあったのだと思います。
これは正確には覚えていないのですが、一度だけワッと泣き出してお家に帰りたくないと駐輪場でグズったことがあるらしいです。
ですが帰らないわけにはいかないので、アパート前の自販機でココアを買ってなだめたと母から聞きました。
泣いている私は「階段が嫌い」だとか「登りたくない」と言っていたそうです。
小学生になる直前に、校区の関係で引越しをしたので今はもうおじさんを見ることはありませんが、大人になってからも母におじさんがいたことを伝えられていません。
だって「おっちゃんに毎日足掴まれそうになってた」なんて話したら、私が見えていたことがおじさんに知られてしまうかもしれませんから。
2、お化け屋敷のようだ(パート 三重県 37歳 ほに様)
20代の頃、霊園の真ん前のアパートに引っ越しました。
霊園の近くなので家賃も相場より安く、風通しも日当たりもいいし!と軽はずみな気持ちで入居しました。
住み始めてすぐテレビの電源が切れる事がありました。
たまたまでしょと思っていましたが、それから毎日1〜2時間でテレビの電源が切れ、次の日になるまで電源を入れ直しても入らないのです。
まあいいやと諦めていましたが、仕事から帰ってきてもなんとなく家に帰りたくないという気持ちが強くなっていきました。
家にいると不安でいても立ってもいられないような気持ちになるのでそのうち家に帰らず、近くの宿泊できる施設に泊まる事が多くなりました。
友達を家に誘った事もありましたが何故か「なんだかほにちゃんの家には行きたくない…」と必ず断られていました。
そして何故かどんどん痩せていき、50キロ以上あった体重は30キロ台になってしまいました。
一年も経っていないのにです。
痩せて体に力が入らなくなり、字も書けなくなり、自殺を考えるようになってしまいました。
おかげで仕事もクビになってしまいました。
最終的に実家に強制的に戻る事になりましたが、友達から「ほにちゃんの写真に霊が見える」言われたのでそのタイミングで霊媒師さんに見てもらう事にしました。
すると霊媒師さんに「すごい事になってるよ。あなたの周りお化け屋敷みたいになってる。」と言われました。
いつかその霊園の周りを散歩した事がありますが、江戸時代のボロボロのお墓がアパートの近くにたくさんありました。
江戸時代から成仏できてない霊があそこにはたくさん居たのかもしれません。
3、お風呂場に住み着く霊(専業主婦 群馬県 38歳 みぃ様)
まだ、二十歳になって間もないとき仕事の関係で一人暮らしを決意し、物件探しをしていました。
給料も高くないので、できるだけ安い物件で。
と思い何件かの不動産屋に足を運びました。
自分の希望に合った安い物件を紹介されたので下見しようと思い相談したのですが、地図と鍵だけ渡され「当店の下見はお客様のみが行くかたちとなっております」と言われ一人で行くことになりました。
実際に見た物件は、窓を開けると目の前がお墓。
日当たりは悪い。
そして、お風呂の鏡の下に塗られた青いペンキ。
白い壁なのに青、しかも雑に塗られていました。
普通なら誰もがお断りしそうな怪しい物件なのですが、家賃が安い。
バス・トイレ別。立地の良さを考え、契約してしまったのです。
住んで一ヶ月ぐらいしてから、たまに夜中にお風呂場からガタッと音がすることがあり、見てみるとシャンプーが棚から落ちていたりしていました。
たまにの事だったので、そのときはあまり気にしていませんでした。
いわく付きや霊的な存在は信じない派だったので…
そして三ヶ月ぐらいして更なる現象が起こりました。
仕事から帰ってきてお風呂に入ろうとしたとき既にお風呂場が濡れていました。
住んでいるのは私のみ。
合鍵を渡した人もいないので、お風呂場が濡れているのはありえない事なのです。
そのときからお風呂場を気にするようになり、今まであまり気にならなかったガタッという音に恐怖を感じるようになりました。
青いペンキのことを不動産屋の人に聞いても「わかりません」の一言。
それからはお風呂に入るのが怖くて、毎日近くにある健康ランドに足を運んでいました。
家賃が安いのに毎日健康ランドに行くことにより、毎日の生活が経済的にきつくなってしまい引っ越すことにしました。
親に相談した結果、かなり心配されてしまい引っ越す日まで実家でお世話になりました。
手続きが終わり引っ越し当日、久しぶりに開けてみたお風呂場は全ての物が散乱し、やっぱり濡れていました。
幸い自分の身には何もなかったのですが不思議な体験をしてしまい、それ依頼、霊的現象や霊感というものを信じるようになりました。
ちなみに青いペンキのことは結局わからないままでしたが、今思うと事故物件だったんだろうなと思います。