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9、廃校の靴の音(自営業 長野県 28歳 ハル様)

 

ある夜、心霊スポットとして有名な松本市にある、すでに廃校になっている「朝鮮学校」友達と二人で行ってみる事にしました。

 

高い立地にある為、道中は夜景がとても綺麗で、呑気に「綺麗?」などと楽しくお喋りをしていたのですが、、住宅街の中に、それはありました。

 

真夜中なので電気こそついていませんが、周りにたくさん家があったのでそれほど恐怖は感じませんでした。

 

車から降りて壊れたフェンスの間から中に入りました。グラウンドから見上げると、廃校らしいただならぬ雰囲気をまとっていました。

 

そして「屋上まで行って手を降って帰ってこよう」という事になり、友達と手を取り合いスマホの明かりを頼りに校舎の中に足を踏み入れました。

 

最初にあったのはさびれた下駄箱。もっと奥には真っ暗な闇が広がっていました。

 

とりあえず屋上へ続く階段を探すべく真っ暗な闇の中を一歩一歩進みました。

 

教室ももちろんあったと思いますが、本当はビビリな私はとにかく早く屋上へ行って戻ってきたいという思い一心でした。

 

そして階段を見つけた私たちは、足元を照らしながら屋上目指して上っていきました。

 

静寂の中に私たちの靴の音だけが不気味に響きました。

 

上り切って屋上に出ようとした時です。

 

トン、、トン、、誰かが階段を上ってくる音が聞こえてきたのです。

 

ゆっくりですが確実に近づいてきています。

 

明かりで下を照らしても誰もいません。

 

私たちはパニックになりました。

 

階段を降りないと逃げられない。

 

どうしよう。

 

だんだん近づいてくる足音にもう恐怖で泣き出しそうでした。

 

そして足音は私たちの近くで止まりました。

 

もうそれからは自分の声とは思えないほどの叫び声を上げて一気に階段を駆け下りました。

 

一切振り向かず急いで車に乗り込みました。

 

ガタガタ震えながらも早くここから離れたい一心で車を走らせました。

 

しかしわずか数百メートル走らせた所で、次なる恐怖が私たちを襲いました。

 

道路脇を誰かが走っていました。

 

こんな真夜中にランニング、、?と不思議に思いましたが特に気にせず通り過ぎようとしました。

 

が、追い越そうとした時、私たちと同じ進行方向を走っているはずのその人と目が合ったのです。

 

走り続けているのに、顔だけが正面(私たちの方)を向いている。

 

その瞬間、私は二度目の叫び声を上げてパニックになりながらやっとの思いでふもとのコンビニに辿り着きました。

 

それ以来二度と心霊スポットに行く事はありません。

 

10、憑依した女の子(専業主婦 兵庫県 33歳 MSS様)

 

私の子供がまだ小さい3歳くらいの頃、お友達が結婚で引っ越した先に遊びにいくことになり、彼女の家がある場所から約1時間で行ける東尋坊に観光に行きました。

 

もともと自殺の名所ということは知っていましたが、天気の良い日で観光客も沢山いて、全く不気味な感じなどせずむしろ絶景で普段住んでいるところとは全く違う光景に心を奪われていました。

 

友達の家族と私の家族で景色を楽しみ、お土産物屋さんを見たり、お餅を食べたりして楽しんでいましたが、友達の子供が「ダメ!●●ちゃん(友達の子供の名前)はお姫様だから!汚いのイヤ!だからダメ!!」と駐車場のあたりで言い出し始めました。

 

友達が「何?どうしたの?何言い出したの?」と聞くと友達の子供がいきなりギャー!と叫んで走り回りだしたので、子供を捕まえて「大丈夫だよ大丈夫だよ」と落ち着かせ、友達宅へ帰宅しました。

 

帰宅した後にかなり高熱を出してイヤイヤと言っていたので、私たちが泊まりに来たので少しストレスでも感じているのかな?と申し訳なくなりました。

 

そんな中一泊した後、自宅への帰宅途中に私の子供が「頭の赤いおじちゃんが「抱っこさせて」って●●ちゃんにずーっと言ってたの。

 

僕も聞かれたけど僕は知らない人の抱っこイヤって言ったら、そうかーって●●ちゃんのことに戻って行った」と車の中で言ってきて本当にゾッとしました。

 

結局友達の娘さんは3日ほど体調が悪く病院に連れて行って何とか事なきを得たそうですが、我が子のところに来ていたら…と思うとイヤな気持ちになりました。

 

11、白い着物を着た女性(アルバイト 北海道 41歳 絢子様)

 

車で友人5人と肝試しに行くため、友人の家を出ました。

 

幽霊スポットとして知名度がある滝に行こうとなりました。滝があるところが、道路から少し階段を降りた場所にあり、運転手が懐中電灯を持って、みんなで下に降りました。

 

真夏なのに、その場所だけ、薄暗く、ひんやりしていたのを覚えています。

 

なんか怖くなってきたねと話をしていたのを覚えています。気づくと、懐中電灯を持っていた運転手が居なくなっていました。

 

呼んでも、やっぱりいない様子でした。

 

みんなで階段を上がると、車がなくなっていました。

 

しばらく待っていると、車が戻ってきて、家に帰ることになりました。

 

運転手が真っ青な顔をしているので何があったか尋ねると、家に戻ってから話すと言うので、なんだか怖くなりました。

 

なぜかフロントガラスが曇ってきて、内側からついた手形が浮かび上がってきました。

 

何度、拭いても浮かび上がってきます。家に着き、何があったか尋ねました。

 

みんなで階段を下りている時に、懐中電灯で横を照らすと、髪の長い白い着物を着た女性が下を向いていたそうです。

 

それで、びっくりして上に上がり、車に飛び乗ったとのこと。

 

しかし、真ん中くらいにいた運転手が上に上がったことに気づいた人が誰もいませんでした。

 

そんな話をしていると、誰も乗っていない車からクラクションが鳴りました。

 

みんな、怖くなり、車に塩をかけて、黙って帰りました。

 

その後、その車がどうなったのかは知りません。

 

注意

※記事ご紹介している体験談を無断転載、無断引用したりする行為は禁止してます。

 

本当に日本全国の心霊スポットで体験した怖い話を人気ランキング11選をご紹介しましたが、楽しんで頂けましたでしょうか?

斉藤多美子
心霊スポットは本当に危険な場所なので、遊ぶ半分で近づかないようにしましょうね♪

最後に

 

心霊スポットで体験した実話を人気ランキングとして11選ほどお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?

 

夏になると肝試しで心霊スポットに遊びに行く人が多いですが、下手すると悪霊に憑依されたりする危険性があるのと気を付けないといけません。

 

  • 自分は絶対に取り憑かれないから大丈夫〜。
  • 霊感がないから怖いない。

など、思い込んでいると本当に後から大変なことになるので注意しましょうね。

 

心霊スポットに遊びにお出かけになる時は本当に気を付けて行ってください。

 

斉藤多美子
心霊スポットで体験した怖い話の他にも色々な場所で幽霊は目撃されています。気になる方は別な恐怖メッセージを読んでみてくださいね♪

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