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生徒、教師が学校で本当に体験した怖い話ランキング10選
実際に学校で生徒や教師が本当に体験した怖い話ランキング10選をご紹介します。
本当に寒気がするほど怖いものから感動する話も含まれているので、ゆっくりと読んでみてくださいね。
第二条:体験談を読んで体調が悪くなったとしても当サイトでは一切責任は負いません
1、トイレのかなちゃん(学生 兵庫県 当時16歳 HK様)
これは私が、高校一年生の話です。
2011年の3月11日、これは東日本大震災が起きた日でもあるので、今でも私は鮮明にこの時のことを覚えています。
この日は高校1年最後の期末テストに向けて学校で勉強していました。
東日本大震災が起きたのは、ちょうどお昼頃でしたが、私たちが住んでいた三重県は、揺れがあったものの、被害がおよぶようなことはありませんでした。
しかし、大地震に電車が止まってしまい、情報が錯綜していたのを今でも覚えています。
学校はテスト期間、通常21時まで開いており、いつもなら、友達と夜遅くまで勉強するのですが、地震の影響もあって、友達は早々に帰宅しました。
私は家に帰っても特にすることがないので夜遅くまで勉強することにしました。
日もとっくに暮れた20時頃です。
先生が見回りに来て、地震もあったし、戸締りしてそろそろ帰るようにと早めの帰宅を促しに来ました。
先生は、残っている生徒がすでに私一人であることを告げて職員室へと戻っていきました。
私は帰宅の準備をし、家へ買える前にトイレにいきました。
いつもと同じようにトイレにいくと、そこには女の子がいて手を洗っていました。
私しかいないって先生言ってたのにな。
と思いながらも、私はトイレにいきました。トイレから出ても、その女の子はまだ手を洗っていました。
私は手を洗う時、何も話さないのは気まずく思い、「今日地震怖かったですよね?。」と声をかけました。女の子も普通に、「めっちゃ怖かったです。私、家に一人でいてあー私ここで死ぬんだって思いました」と返してくれました。
学年を聞くと、私と同じ1年で、私は普通科でしたが、彼女は理数科でした。
軽い会話をして、お互い自己紹介をして彼女の下の名前が「かな」であることを知りました。
夜も遅くて、私は彼女に一緒に最寄り駅まで行かないか誘いましたが、彼女は職員室に行かなければならにと言い、私たちはトイレで別れました。
後から教室に一人で戻って、「なんで地震が発生した時に、彼女は家に一人でいたって言ってたのに、今学校のトイレにいたんだ」と疑問を持ちました。
そもそも、そのフロアは私の教室以外真っ暗で、理数科の教室も真っ暗。
少し気味悪くなって私は急ぎ足で家に帰りました。
1週間後に、私はたまたま用事があって、別の理数科の友達にと話す機会がありました。
私は彼女に、「かなちゃんって知ってる?」と聞きましたが、そんな子はいないと言われました。
私はその日のことをはなし、クラス写真を見せてもらいましたが、かなちゃんはいませんでした。
私はこの時のことを、見回りに来た先生にもはなしましたが、かなという生徒は他のクラスにもいないし、その日はそもそも、夜の18時くらいから学校に残っていたのは私一人で、先生は私さえ家に帰れば、帰れるのにと思って見回りに来たと笑いながらはなしてくれました。
結局あの日にあった「かなちゃん」は誰だったのかは、その謎は今も解けていません。
あの、悲劇的な震災の日とミステリーな体験が同じ日に起き、今でも鮮明に覚えているのです。
2、白い着物の女性の姿(学生 北海道 28歳 ゴッチリ様)
これは私が小学生の時に実際に体験した話です。私が通っていた小学校は近くに古い病院があり、すぐ隣には神社とお寺があるという立地でした。
昔から「よく出る」と噂されており、特に体育館はお寺に面しており嫌な空気が漂っていました。
かつて体育館前で集合写真を撮影したところ、体育館の高い位置にある窓から女性が覗き込んでいた事もあったそうです。
そんな曰く付きの校舎なので、暗くなると子供1人では近づかないように言われていました。
私が5年生の時の秋頃その意味がわかる出来事がありました。
当時学習発表会の練習期間で、体育館には暗幕が張られており電気をつけなければ暗闇状態でした。
私は忘れ物をしたため友人と3人で一緒に取りに行くことになったのです。
授業も終わり下校時間となり時刻は15時頃、体育館には誰もおらず真っ暗です。
私は体育館の扉を開けて進み、友人2人は入り口付近で立ち止まってお喋りしていました。
私はひとり真っ直ぐ進み無事忘れ物を手に取ったその時、突然電源も入っていないはずの舞台のスピーカーから大音量でお経が流れ出しました。
あまりの音量に驚き私は友人たちの方を見て、友人たちは私の方を見ていました。
すると友人2人は同時に私を指差して、声も出さずただ恐怖に満ちた顔をしているのです。
何事かと思い振り返ると、後ろには真っ白な着物を着た人が立っていました。
それが男なのか女なのかわかりません。ただこの世のものではないと言うことは理解できました。
その表情は睨み付けているでもなく、悲しんでいるわけでもなく、笑っているわけでもなく、生きた人間の感覚では表現の出来ない恐ろしいものだった記憶があります。
そこからよく覚えていないのですが、3人で悲鳴をあげながら職員室へ必死で走って逃げたと思います。
先生が確認しに行った時にはやはりお経は流れておらず、スピーカーにも電源は入っていなかったそうです。
その後、この話は何故だか人に話してはいけないような気がして友人含めクラスメイトたちには言えませんでした。
とにかく怖かったので不用意に体育館には近づかなくなりそのまま卒業し、今では閉校してしまったので校舎も体育館も取り壊されています。
大人になった今でもあんな経験は誰もするべきではないと強く思っています。
3、音楽室でフルートを吹く女の子(学生 大阪府 当時18歳 にゅむ様)
これは私が放課後音楽室に忘れ物を撮りに行った時の話です。
高校2年の夏吹奏楽部の私は部活帰り音楽室に楽譜を置き忘れたことに気づきました。
いつもであれば部活は定時の生徒が来るので18時までには全日制の生徒は帰るようにしているのですがその週は夏の大会もあり19時まで残っていいようになっていました。
私は友達と分かれ一人で学校へ向かいました。
音楽室がある校舎は19時以降になると定時制の生徒が立ち入りできないようになっていて鍵がかかっていたので私は鍵を取りに行き誰もいない真っ暗な校舎へ足を踏み入れました。
音楽室につき戸を開けようとすると誰もいないはずの教室の中からフルートの音色が聴こえてきました。
怖くなり戸を開けるのをやめようと思ったのですがなぜかその時はまだ吹奏楽の部員が残っているのだと思い込み扉を開けました。
すると一人女の子が暗闇で私の楽譜を見ながらフルートを吹いていました。
私は、「何してるの?こんな暗闇で練習?楽譜見える?明日も早いから明日みんなでリハーサルしよう今日はもう帰ろう?」
私がそうゆうと彼女はうなずき下まで一緒に降りることにしました。
一緒に降りている間も彼女は無口で私のこと何だけうなずき何も喋ってはくれませんでした。
鍵を返し私達は門を出ようとした途端急に彼女が「私はここから出られないの。私ここで自殺したのよ。貴方も一緒に来る?」と言い放ち私の前から一瞬にして消え去りました。
私は怖くなり職員室に向かい今までのことを全部話しました。
すると鍵をくれた先生も初めから最後まで私はずっと一人だったそうです。
今でも彼女が何だったのかは私には知る由もありません。