10、卒業生の霊(学生 長崎県 当時18歳 つけもの様)

 

私がその体験をしたのは中学生の頃でした。

 

私が通っていた中学校はすぐ後ろに山があり、全校生徒も少なく、部活動の数も他校より圧倒的に少なかったです。

 

私は、吹奏楽部に所属していました。

 

人数は少なかったですが、皆演奏の技術が高くて合奏はとても楽しかったです。

 

部活の中でも、特に吹奏楽部は終了時間がいつも遅く、校舎内で活動しているため、学校の戸締り確認を任されていました。

 

先生方が戸締り確認をするというのが普通なのかもしれませんが、それも田舎の少人数の学校ならではなのかもしれません。

 

中学校の校舎はとても古く、歩くたびに床がギーッギーッと音をたてていました。

 

もしかしたら床がぬけてしまうかもしれないと内心ひやひやしながらいつも廊下を通っていました。

 

吹奏楽部では、毎週戸締り確認をする教室や場所を分担し、それぞれが一人で確認していくというシステムでした。

 

奥の方の教室は暗くて怖い教室が多く、そのエリアの担当になったときにはいつも落ち込んでいました。

 

恐怖体験をしたのは、その奥の方のエリアを担当したときです。

 

いつも通り、少しびくびくしながらギーギー音をたてる廊下を渡り、戸締り確認していきました。

 

そして、一番奥のあまり使われていない教室に入ってまず窓の戸締りを確認しようとしたときガンッ!と後ろの方で音がしました。

 

恐る恐る振り返ってみると、教室の扉が勝手に閉まっていたのです。

 

とてもびっくりして腰が抜けそうになりましたが、「そうだそうだ、古い校舎なんだから床が少し傾いているのだろう」とスルーしました。

 

そして教室を出ようとしたとき、ふと扉の横の顔くらいのサイズの鏡が気になりまして、少し覗いてみました。

 

そうしたら、私の顔がうつっていました。

 

でも、何か違和感を感じて鏡に映っている景色の奥の方を眺めてみたんです。

 

そしたら、白いような何とも言えないモヤがふわっと動きました。

 

とてもびっくりして走って皆のもとに戻りました。

 

そのモヤの招待は分からずじまいですが、もしかしたらこの中学校の卒業生の方の霊だったのかもしれません。

 

これが私の恐怖体験です。

 

注意

※記事ご紹介している体験談を無断転載、無断引用したりする行為は禁止してます。

 

斉藤多美子
こんなに多くの人が学校で幽霊を目撃していることをご理解して頂けかと思います。

最後に

 

学校で体験した怖い話と幽霊が出る3つの理由をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

 

どんな場所でも心霊現象は起こるので見える人には、恐怖しか感じられないところがあるのは事実で本当は見えない方が良かったりします。

 

もしかすると、あなたも幽霊を目撃する時がやって来るかもしれませんので、心の準備をしておきましょう。

 

斉藤多美子
スクールで本当に体験した怖い話をご紹介しまたしが、別な恐怖メッセージもドンドンお伝えしますねお♪

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事